手放した今こそ,NuAns NEOレビュー
NuAns NEO予約開始とほぼ同時に予約して,銀行振り込みして(初日組はカード払いできなかった),発売日に入手していたのです。
NuAns NEO予約したった たぶん35番目
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) 2015年11月30日
きたー pic.twitter.com/s1wJEhO3uP
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) 2016年2月1日
で,
にゅあんすにさよならを、るみあにこんにちは
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) 2016年2月16日
二週間でさよならをしたわけです。ということで,このデバイスとの出会いの記録としてつらつら書いておこうと思います。 特にデバイスをディスりたいわけではないです。46,000円程度のデバイスとしては荒削りながらそれなりにまとまっています。ハマる人は長く使えるデバイスだと思います。
よかった点
デザイン
普通のスマートフォンの形状や色に飽きていたので,新鮮でよかった。
手触り
木の感触がきちんとあって面白かった。なにより自分で作れるというのもわくわくした。実際ナイロンで出力もした。
カード入れ
iPhone使っていたときにはカードが入るケースを使っていたので,マージできてよかった。
対応バンド
1,3,19はもちろん28も対応していて,つかみはよかった。無線LANもac対応。
ケーブル
A側もリバーシブルになっていて気が利いていた。短すぎず長くもなく。
NFCがちゃんとFeliCa対応
1520までは搭載チップが対応していなかった。カード入れにFeliCa入れて読めるってのはとてもよかった。もちろんアプリを書く契機になった。Eyes on SFは当初からそれだけを目的に作っている。
Eyes on SF – Windows Apps on Microsoft Store
タッチパネルのコーティング
指がかりよく,かつ滑らせやすいコーティングで使い心地よし。
どちらでもない点
バッテリー
公称ほど保たない,というか朝充電器から外して仕事して帰ってくると20%切ってることがほとんどだった。NFC読み取りをオフにすることで改善は見られた。カードが入ったままオンになってると常にポーリングしてしまうようだった。
ナビゲーションキー
Lumiaのように触ったときちょっと震えるとなおよかった。
スイッチ類
結構目立つ。デザインのアクセントというには少し大きめ+出っ張りが気になった。許容範囲。
重さ
重いと言えば重い。150gという数値以上にずっしり感じたので,重量バランスの問題かもしれない。
よくなかった点
カメラ
これが一番ダメ。最短撮影距離が短いのか,オートフォーカスはほぼダメ。タッチした場所にフォーカスもできそうに見えてできていなかった。フォーカスロックして自分が動くことで対応。
タッチパネル
よく触ったまま緩やかにスクロールしていく操作をするのだけど,これにめっぽう弱い。がっくんがっくん,びゅーん…と,明後日の方向へスクロールしていく。
充電周り
充電器つないだままソリティアなんかしようものなら大音量で音が鳴り続けたままクラッシュ。ケーブルつないでデバッグ作業中も音が鳴るとクラッシュ。ある朝はアラームでクラッシュ。とかく充電周りは周囲もトラブルが多いようだった。
LINE通話
デュアルマイクの影響か,どうにもLINEの通話機能を使うことができなかった。緊急性は低いけど地味に効く。
まとめ
デバイスとしては魅力的な要素が詰め込まれており,だからこそ現物見ないまま予約した。W-ZERO3シリーズで育った身としては多少の不便など愛でカバーできるわけで。 しかしその愛を吹き飛ばす事件が起きてしまい,そうなるともう税込み46,000円強のあちこち気になるデバイスという認識しかできなくなり,手放すに至りました。
46,000円払ったデバイスでも愛が冷めるのは一瞬なのな
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) 2016年2月16日
本当に一瞬で。最も効率的に一開発者としての私のやる気を削ぐ手段を関係者?にとられたので。
にゅあんす、じゃんぱらで25,000円査定でした。disagree.
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) 2016年2月17日
じゃんぱらではほとんど値がつかなかったので,別経路にて放流して…
Lumiaキター! pic.twitter.com/mYwnqn6dxq
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) 2016年2月19日
追記@2016.3.15-1:14 バランスが悪かったのでよかった点を補強