Recap: OzCode Japan tour
4月17日から23日にかけて,OzCode Japan tourのアテンドをしました。
OzCodeはVisualStudioのデバッグ機能を拡張する製品で,年間サブスクリプションの形態で提供されています。
イスラエルCodeValue社のメンバーと昨年のMVP Global Summitで縁があり,アテンドをする運びとなりました。
さまざまな会社様にお伺いしてデモンストレーションのサポートを行ったほか,Open Discussion for .NETでもサポートを行いました。
まあサポートと言っても適当な日本語解説を付けるだけだったのですが,大変活発な議論ができ有意義でした。
OzCodeの日本語デモンストレーションは準備してありますので,ご興味があればぜひ呼んでいただければと思います!
OzCode Japan Tourをアテンドします
イスラエルCodeValue社のメンバーが来日し,VisualStudio拡張であるOzCodeのデモ&ディスカッションを日本で行います。
http://landing.oz-code.com/ozcodeworldtour_japan_jplanding.oz-code.com
4月17日から19日まで東京に,20日に名古屋へ,21日は大阪へ向かいます。私は東京でのアテンドを担当しますので,英語が不安でも(ある程度)サポートします。デモ日程の予約は上記のページからできます。
OzCodeチームとは2016年のMVPグローバルサミットで縁があり,今回のツアーはOzCode Magicianとして,またMicrosoft MVPとして活動させていただいています。
また,4月23日に渋谷dots.で開催されるOpenDiscussion for .NETイベントでもOzCodeメンバーとともにお待ちしています。OzCodeに限らず,VisualStudio拡張についてディスカッションできればうれしいです。
よろしくお願いします!
所属変更のお知らせ
3年11ヶ月勤めた株式会社IMAGICAを退職し,本日3月21日より,株式会社ライフベアで C# エンジニアとして働きます。AWSがんばります。もちろんXamarinもやりますよ!
だけではなんなので,少しだけ振り返りをします。
やっていたこと
Xamarin.Mac / WPF を使ったデスクトップアプリケーション開発,Lambda/Elastic Beanstalkを中心としたAWS周り,Colorfront Transkoder/Adobe MediaEncoderを中心としたトランスコーディング自動化を主務としていました。またBitBucket+JIRAの導入からGitHubへの移行,社内デジタルサイネージの整備といった部分も担当させていただきました。
映像制作の現場に潜り込み,編集作業が進行している隣でコーディングしていくというのは最高に楽しかったです。そこには互いの守備範囲を理解し,尊重し,なにより信頼する関係がありました。また2度ほどあった,今書いているコードが動かなければオンエアが危ういという極限状況は得難い経験でした。
転職の動機
自分で思いついたこと,制作現場のスタッフからいただいた要望をもとに割りと好き放題やるということはできていましたが,「ある程度自由に振る舞ってよい」を見返りに昇格,昇給への反映がなされなかったことが第一だと思います。自分の働きによってなにが,どの程度効率化されたのか数値で示せなかった私に非があると言えば,まあそうです。ぐうの音も出ません。
いろいろある中で最もショックだったのは「ひらの君がやるならC#でASP.NET MVCでもいいけど,他の人書けないからRoRね,勉強会やってみんなできるようにするから,ていうか君には聞いてないしね」と言われたことでしょうか。選定基準そこかーい!比較表出したから意見言ったのにそりゃないじゃん!議論する気ないなら呼ぶな!
というのが積もり積もったところでよいお話をいただけました。即断即決で逆に引かれました。
未練なくすっぱり転職したかというと一つ心残りはあって,今だと8Kですが高精細映像の最先端に立ち向かうというのは前職でしかできないことなので,そこはやりたかったです。あの辺は技術と言うよりセンスなので属人性高くなるのが欠点ですが,それを何とかしてみんなができるようにする,というのは取り組みたかったです。まあ評価にはつながらないんですけど。
これから
私より技術クラスタへの影響力がある,またお仕事のできる方に囲まれてお仕事していくことになります。大変刺激のある環境で追いつくのに必死な一方,なによりもとても議論が楽しい環境です。チームのメンバーとして存在感を発揮できるよう,努力していきます。
勉強会やイベントでお目にかかった際にはご挨拶させてください,いろいろお話しさせてください,今後ともよろしくお願いします!
Visual Studio 2017 リリース記念勉強会で発表します
すでに満席になっていますが……。
「AWS Loves .NET: または私は如何に心配するのをやめて Mac を愛するようになったか」と題して,とにかくAWSとMacでC#開発するんだ!というセッションをやります。Visual Studio 2017が一切登場しない恐れも。ではVisual Studio for MacなのかというとあれもPreviewなのでちょっと……。
ご期待ください!
Xamarin バインディングされていないAPIを使う
この記事は Xamarin(その2) Advent Calendar 2016 - Qiita の25日目の記事です。
みなさん Xamarin のカバーする範囲で満足してませんか。たしかにその範囲に収めるように開発すれば非常に生産性が高く,気持ちよく書いていくことができます。しかしながら需要や実装コストの兼ね合いからXamarinでバインディングされていないAPIというのが結構あります。これを使って行くための取っかかりを提供することで,ラスボスとしての責務を果たしましょう。
なお Xamarin.Mac のみがターゲットです。他でもおおむね同じような手法を取ることができるはずですが,カバーされてないAPI量はMacの方が圧倒的なので。
続きを読むいかに私が愛し愛されているかの記録
妻・夫を愛してるITエンジニア Advent Calendar 2016 - Adventar 18日目のエントリです。
私たちについて
入籍して1年5ヶ月4日経ったようです。それまでに3年ほど同じ屋根の下で暮らしています。妻とは大学からですから,もう8年くらい一緒に居るのでしょうか。
私は映像の会社で開発職,妻は大学で事務職に就いています。
なぜうまくいっているのか
わたしが大変困ったちゃんであることは自他共に認めるところです。
- 「待て」ができない
- 新しもの好きで飽きっぽい
- 衝動買いも大好き
- 服は妻に用意されたものを着る
- 妻に対して他の女性やたわわ on Mondayの話をする
その上で,何が私たちをつなぎとめているのか,どうしてわたしと一緒にいてくれるのかについて考えました。カレンダーの趣旨から外れている気がする。
趣味・考え方の一致
お互いに写真撮影,ゲーム,動物と遊ぶこと,なにか作ることを趣味としています。
ゲームについては妻が積んだゲームをわたしがこなしたり,反対にわたしの勧めるゲームに妻がハマったり,時には同じゲームに取り組んだりと,お互いの世界を広げ,夫婦間の会話を生むいいツールとなっています。
結婚式でアルパカが登場する程度には,二人とも動物と触れあったり写真を撮ったり食べたりするのが大好きです。 披露宴では子羊のグリル,ウサギのミートパイがメインディッシュに登場。
写真については二人ともカールツァイス厨かつ単焦点厨かつソニーのセンサー厨という共通点をもっています。TBS世界遺産のスポンサーがキャノンになり,映る画のテイストや番組スタイルが変わったときの妻の失望っぷりと言ったらそれはもう大変でした。
写真に限らず,投資しなければならない点とケチってもまあなんとかなる点が二人で共有できている,と思っています。ある程度。
特に食事についてはほとんど妥協ありません。適当なご飯食べてもおいしくないし楽しくない,なんのために働いてるかってうまいもん食うためだろう!というのが共通認識としてあるため,エンゲル係数は高めです。
互いの活動への理解
週末は互いに別のことをやっていることも多いです。わたしは勉強会や適当なアメリカ旅行へ,妻はコスプレのイベントに行ったり…あれ,それぐらいだぞ。
ええと,まあこのようにブログを書いていたりプログラミングしてたりしている一方,妻はミシンや裁ちばさみや半田ごてで工作を行っているのが日常です。特に会話もなく,自分の作業に没頭して,たまに意見交換する。二人でいて非常に楽で助かります。そしてそれは妻もそうなのであろうと思います。
妻の圧倒的包容力
わたしは報告・連絡・相談がたいてい事後です。事後報告というのはたとえば
- 超伝導リニアの試乗に当選したから行こう(よく見たら一人分だったので妻は行けなかった)
- 安くなってたからとりあえずRobin買った
- Hololens の購入順が回ってきた,2台分わたしの口座からとりあえず払った
- 来月頭シアトルに行くことにした,航空券をいま買った
といったような類いです。「これがよさそうなんだけど,やっていい?」と事前に確認するのは,わたしが少し迷っているときです。嫁稟議と言われるやつです。彼女もそれを分かっています。やるときは黙ってやることを含めて,分かっています。
おしおきっ!があるものの最終的には「やってしまったものは仕方ないね,きちんと使うんだよ・楽しむんだよ」といってくださる包容力。ほんとうに頭が上がりません。
わたしが妻に対してできること
もはや聖母のような存在である彼女に対し,わたしができることは大変限られています。彼女の食べたいものを作り,撮ってほしいと言えば写真を撮りに行き,行きたいところへお連れする。あまり自己主張が強いわけではないので,引っ張って行くこともままあります。互いに補完できる関係が一番いいのではないかと思っています。
いつもありがとう。あいしてるよー!
MacBook Pro Late2016(TouchBar) を買った
ええまたです。
開けます pic.twitter.com/6dJdAFJP7L
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) November 26, 2016
発表翌日の昼に発注したので届きはじめからは一週ほど遅れて今日到着。とりあえずファーストインプレッション。
サイズ感
MacBook の最も厚い部分と同じくらい,VAIOの半分の薄さなので鞄での収まりがよい。VAIO が1.17kgなのでさすがに重く感じる。
TouchBar
解像度高くていいな pic.twitter.com/Ldzw7Ul99E
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) November 26, 2016
解像度高いし,iTunesのコントローラとか地味に便利でいい感じ。ESCキーもブラインドで押してもちゃんと反応してる。というのが,範囲が広めに設定されていてタッチバーの何も表示されてない左端をタッチしてもESCキー判定されるから。
表示は乱れがち Finderが不意に落ちたりしてる pic.twitter.com/eQCIS1ZJrp
— Tsubasa HIRANO (@ailen0ada) 2016年11月26日
結構怪しい部分はあって,どのアプリから出てきた表示なのかわからないとか,予測変換が邪魔とかあるけどまあ,そんなもんでしょう。最初だし。
TouchID
今のところApplePayが手持ちのカードでは全部弾かれたので,ロック解除だけ。
アプリケーションインストール時はTouchIDで承認できるのだけど,全てのパスワード入力ダイアログがこれでできるわけでもないみたい。そこはできるようにしておいてほしかったなあ。
キーボード
MacBook 比かなり改善が見られる。タッチノイズは大きめなんだけど気持ちストロークが深くなってるので長時間の使用に耐える,と思う。飽きたらHHKBつなぐ。
今後
15インチが1月頭には届くと思うので,これまた楽しみ。